産褥体操は出産後の体調にもよりますが、出来れば産後1日目から開始して産後8週程度まで続けるのが良いと言われています。産褥体操の目的は、妊娠によって変化した体の機能や体型をもとに戻すことにあるはずです。ですから、ハードな体操とは全然違い、最初は軽く体をほぐす体操から始めて、徐々に内容を濃くしていきます。もし、帝王切開など異常分娩だった場合は、医師に相談してから開始するようにするのです。体の機能や体型を回復するのが目的なのに、むしろ、それで体調を崩してしまったのでは元も子もありませんから。まず、一日目は簡単に体をほぐす程度です。仰向けに寝た状態で腹式呼吸をしながら腹部を膨らませたり凹ませたり、また、胸(開いていると、つい目線がいってしまうこともあったりなかったり)式呼吸で胸を膨らませたり凹ませたりを5〜10回程度行うのです。それから、起き上がって軽く首を前後左右に曲げたり回したりします。2日目には、もう少し体操らしいことをします。寝転んだままの状態で足の爪先を曲げたり伸ばしたり、左右に開いたり閉じたりを5〜10回程度繰り返した方がいいのです。そして、寝転んだままの状態で頭(いい、悪いなんてよくいいますが、単純に成績がいいだけでは幸せにはなれないことが多いでしょう)だけを持ち上げて、おヘソのあたりを見て元に戻すといった軽い腹筋運動を5〜10回行います。三日目には、寝た状態で真上に伸ばした両腕を降ろしたり上げたり、5〜10回繰り返します。次に、両足を伸ばした状態で床に座り、片足をもう一方の足の向こう側へ置いて足を組むようにします。その状態で上半身を左と右にひねり、足を組み替えて同じ動作を繰り返しましょう。四日目には、寝た状態で両足を揃えたまま上げ下げします。同じく、寝た状態で両足を立て、両足首が離れないようにしながら、膝だけを左右に開きます。このようにして少しずつハードにしていきますが、くれぐれも無理をしないように行うのが一番のポイントと言えますー